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プロフィール

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ジャミル・アンダリーニ

フィナンシャル・タイムズ
アジア版編集長

2015年からフィナンシャル・タイムズ (FT) のアジア版編集長。香港で特派員や編集チームを統括している。中国やインド、インドネシア、日本を含むアジア地域(アフガニスタンからオーストラリア)を担当。中国語に堪能であり、エディター兼ジャーナリストとして中国で15年間働き、この国の政治・経済情勢に関して知識を深めた。CNN、BBC、CNBC、ABC、Al-Jazeeraをはじめとした他メディアでも定期的に解説を担当。また、企業、金融機関、大学、政府省庁・機関での講演も引き受けている。

2007年にFTに入社、北京特派員および北京支局副局長を務めた後、2011年にFTで中国全体の監督責任を負う北京支局長に就任。個人もしくはFTチームの立場で数々の報道賞を受賞しており、2010年にはアジア出版社協会 (SOPA) 編集賞で「ジャーナリスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞、アムネスティ・インターナショナルのメディア賞で「ベスト・デジタル賞」を受賞。その他の受賞歴には、2008年の英国外国報道協会賞、いくつかのSOPA個人賞、フィナンシャル・タイムズの若手記者による国際情勢の優れた報道を表彰する2012年初開催のジョーンズ‐マウスナー賞などがある。

2013年には世界経済フォーラムで「ヤング・グローバル・リーダー」に指名され、英国プレス・アワードの「フォーリン・リポーター・オブ・ザ・イヤー」と、政治に関する著作に与えられる英国で最も高名なオーウェル賞で、最終候補に残った。FT入社前はサウスチャイナ・モーニング・ポストで北京ビジネス担当記者を2年間、それ以前はチャイナ・エコノミック・レビューの編集長を務めた。著書に、ペンギンブックスおよびフィナンシャル・タイムズから2012年に出版された電子ブック『The Bo Xilai Scandal(薄熙来スキャンダル)』がある。