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藤原 健嗣

旭化成
社長

食品包装ラップ「サランラップ」、戸建て住宅「へーベルハウス」など、知名度の高い商品を持つ旭化成を率いる。化学・繊維を祖業に電子材料や医薬品、住宅へと事業を広げた多角化経営を発展させ、2014年3月期の連結営業利益を過去最高の1300億円に引き上げる計画だ。
化学部門トップなどを経て10年、社長に就任した。世界シェア首位のリチウムイオン電池材料の生産能力を引き上げるなど既存事業を強化するとともに、積極的にM&A(合併・買収)を活用。12年には医療機器大手の米ゾール・メディカルを約1800億円を投じて買収した。
海外勢の攻勢を受け、稼働率が落ち込んでいた生産設備の停止にも踏み切る。三菱ケミカルホールディングスと水島コンビナート(岡山県倉敷市)で共同運営するエチレンプラント2基のうち、旭化成の1基を16年春に止める。化学部門が長いだけに思い入れは強いとみられるが「どちらを残したら(収益面で)効果的かを考えた」と事もなげに話す。
米国ではシェールガスを原料とするエチレンプラントの建設計画が相次いでおり、原油由来の原料を使う日本の石油化学産業の競争力を危惧する見方が多い。「脅威であるのは事実。ただ、『日本の石化産業が滅びる』という話ではない」と述べ、シェールガスが台頭したとしても極端な悲観論は不要と訴える。
エレクトロニクス部門にも在籍していた経験から、スマートフォン(スマホ)などの携帯端末に高い関心を寄せる。かつて携帯電話の新機種が発売されるたびに購入し、1年間に5回も買い替えたことがあるという。タブレット(多機能携帯端末)も活用。笑顔を絶やさないソフトな人当たり。達筆と評される。66歳。

(2013年9月17日/日本経済新聞 朝刊より)

略歴

昭和22年2月19日、愛媛県生まれ。

1969年3月 京都大学工学部機械学科卒
1969年4月 旭化成工業(株)(現・旭化成)入社
1998年6月 旭シュエーベル(株) 代表取締役社長
2000年6月 旭化成(株) 取締役
2001年6月 旭化成(株) 取締役 エレクトロニクスカンパニー社長
2003年4月 旭化成(株) 取締役 化成品・樹脂カンパニー社長
2003年6月 旭化成(株) 常務執行役員
2003年10月 旭化成ケミカルズ(株) 代表取締役 兼 社長執行役員
2009年4月 旭化成(株) 副社長執行役員
2009年6月 旭化成(株) 取締役 兼 副社長執行役員
2010年4月 旭化成(株) 代表取締役社長 兼 社長執行役員(現在)

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